【第4話】只今、妊娠5週4日(妊娠2ヶ月目)
この日、僕たちは自宅の近くにある区役所の出張所で、母子手帳を手にいれた。
朝、2歳の息子くんを保育園に送り届け、夫婦で役場へ。息子くんが妊娠したときもおなじ場所へ来たので、ちょっと慣れた感がある。
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産婦人科で妊娠が確定したら、役所へ妊娠届け
「妊娠しましたので、妊娠届けを出しにきました」
「おめでとうございます! それでは、この妊娠届出書に記入してください」
妊娠届出書は、特に難しいものではない。市区町村によって多少の違いはあると思うが、記入の項目は以下のとおり。
- 妊婦
- 氏名
- 年齢
- 居住
- 電話番号
- 世帯主氏名
- 妊娠週数
- 出産予定日
- 性病に関する健康診断(血液検査)を受けたかどうか
- 結核に関する健康診断を受けたかどうか
- 妊婦の診断又は保健指導を受けた医師又は助産師
- 初めての出産ですか?
かかりつけの病院名や助産師名の欄があるので、妊娠検査薬の結果だけでは妊娠届出書は提出できない。産婦人科での検診を受けてからの届けとなる。
妊娠届け、マイナンバー(個人番号)と身分証明書を持参
ただ今回は前回と違い、個人番号を書く欄が追加されていた。個人番号とは、2016年1月から導入されたマイナンバー制度のことだ。マイナンバーは現在、税、社会保障、災害の3分野での活用が定められており、おそらく妊娠は社会保障に関わるのだろう。
マイナンバーの利用は本人確認とセットなので、これから妊娠届出書を提出される方は、個人番号(マイナンバー)と身分証明書(運転免許証やパスポート)を忘れずに持参する必要がある。
さて、いよいよ僕たちは晴れて2冊目の母子手帳を手にいれた。
やっぱり嬉しいね!
僕も妻も心が晴れ晴れ、とても朗らかな気分になった。